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2016/09/29(木) 19:33:47
先週の日曜日は本当はロードツーリングでソースかつ丼を食べに行く予定だったんです。
しかし前日から雨予報。行き先は降水確率70%でしたので中止となりました。
ただ、名古屋は午前中は持ちそうだったので初心者向け林道の新規ルート開拓をすることに。
今回は3名で探索しながら走ります。この後大変なことになるのですが。

林道を走る方ならわかると思うのですが、3名くらいで走るのが一番楽しいですよね。
今回は調子に乗って無謀なルートに足を踏み入れてしまいました。
この時点で初心者向けルートを開拓するという最初の命題は無くなっています。
何とかなるだろうという甘い考えと、グーグルマップの地図が道のように続いていて見えたのも今回の失敗の原因でした。
さらに今走ってきたルートを戻ることが既にかなり厳しいという事と、この先はちゃんと続いているだろうという何の根拠もない考えからこの先のガレ場(第2の難所)を不用意にバイクで降りてしまいます。
今思えばちゃんと歩いてレッキするべきでした・・・。
結果、山と山の谷あいの深いところで道が無くなってしまいました。
いや、既に道かどうかも怪しいのですが、とにかく今、あれだけ苦労して下ってきた難所を登らなければ帰ることができないという現実をこの時突きつけられたのです。絶望的です。
写真は撮る余裕がなかったのでほとんどありませんが、下りの勾配はかなりのもので、バイクが前転しそうな場所もありましたから、帰りはまくれてしまうという事です。戻りのルートが困難を極めることは容易に想像がつきました。唯一の救いは3人ともキャメルバック1.5Lを背負っていたという事と、僕が10mのロープを持っていたという事でした。
時間はまだ10時ちょっと前くらいだったと思います。
この時3人で話した内容は
3台とも引き上げるのはリスクが高すぎる。体力が持たなくて遭難する。
とりあえず頑張って1台だけでも3人で引き上げよう。
引き上げた1台に2人乗りして先に2人だけでも下山しよう。
残りの1人は徒歩で車で来れる場所まで下山する。
谷に残したバイクは後日、人数を集めて取りに来る。
そんな会話をしたと思います。
1人がバイクにまたがり、一人がロープでひっぱり、一人が後ろから押すというような感じで本当に50センチずつくらい進みます。
実際キツイところは100mもないと思いますが、足場も悪く人はそこに立っていられないくらいでした。ルートの半分くらいまでなんとか1台を引き上げることに成功。水も体力もまだ持ちそうでしたので、ここまでは3台頑張って引き上げようという事に。
写真はその後、頑張って3台上げたところ。でもちょっと体力の限界が見えてきました。

その後に待っているのは粘土質の登りです。ここを上がれば帰ることができるのですが、本当にきついです。
写真の僕はなんとかその場に立っていますが、粘土質でツルツルです。勾配もきつくバイクもまくれ上がります。
ロープは引き上げるためというよりもまくれるのを防ぐために前にひいている感じです。
もうだめかもな、と倒れたバイクの横に座り込み、心が折れそうなときにMさんの中学の部活のきつい練習の話を聞き、あ~。俺もそうだった。水も飲ませてもらえなくて吐きながら走らされた。先輩からの無茶苦茶な練習もやらされた。と思いだし(時代がそうだった)あれに比べれば、こんなのなんてことはない!いつだって止めることができるし、携帯だってつながる!俺たちはやれる!3台で帰る!と変な勇気が湧いてきました。なんだか変なテンションになったのを覚えています。

その後、3台で脱出することができ、ハイタッチをして喜び合いました。
キャメルバックの水も3人ともすべて飲み干していました。何もかもギリギリでした。
3時を過ぎていたので、100m位のルートを5時間かけて抜けてきたことになります。
登り切った喜びというよりも遭難しなくてよかったという安心感があったと思います。
自分への戒めの為に今ブログを書いていますが、こんなのは本当にダメです。
1人でもけが人がでたら本当に遭難していました。
僕が言うのもどうかと思いますが、山を自然を舐めてはいけません。
新品のロープは何十回とバイクを引き上げたためにもうボロボロです。
また買いなおして今後も携帯すると思います。

しばらく林道はいいかなとその時は思いましたが、今はもう走りたいと思っているところが本当にバカなんですけど。
しかし前日から雨予報。行き先は降水確率70%でしたので中止となりました。
ただ、名古屋は午前中は持ちそうだったので初心者向け林道の新規ルート開拓をすることに。
今回は3名で探索しながら走ります。この後大変なことになるのですが。

林道を走る方ならわかると思うのですが、3名くらいで走るのが一番楽しいですよね。
今回は調子に乗って無謀なルートに足を踏み入れてしまいました。
この時点で初心者向けルートを開拓するという最初の命題は無くなっています。
何とかなるだろうという甘い考えと、グーグルマップの地図が道のように続いていて見えたのも今回の失敗の原因でした。
さらに今走ってきたルートを戻ることが既にかなり厳しいという事と、この先はちゃんと続いているだろうという何の根拠もない考えからこの先のガレ場(第2の難所)を不用意にバイクで降りてしまいます。
今思えばちゃんと歩いてレッキするべきでした・・・。
結果、山と山の谷あいの深いところで道が無くなってしまいました。
いや、既に道かどうかも怪しいのですが、とにかく今、あれだけ苦労して下ってきた難所を登らなければ帰ることができないという現実をこの時突きつけられたのです。絶望的です。
写真は撮る余裕がなかったのでほとんどありませんが、下りの勾配はかなりのもので、バイクが前転しそうな場所もありましたから、帰りはまくれてしまうという事です。戻りのルートが困難を極めることは容易に想像がつきました。唯一の救いは3人ともキャメルバック1.5Lを背負っていたという事と、僕が10mのロープを持っていたという事でした。
時間はまだ10時ちょっと前くらいだったと思います。
この時3人で話した内容は
3台とも引き上げるのはリスクが高すぎる。体力が持たなくて遭難する。
とりあえず頑張って1台だけでも3人で引き上げよう。
引き上げた1台に2人乗りして先に2人だけでも下山しよう。
残りの1人は徒歩で車で来れる場所まで下山する。
谷に残したバイクは後日、人数を集めて取りに来る。
そんな会話をしたと思います。
1人がバイクにまたがり、一人がロープでひっぱり、一人が後ろから押すというような感じで本当に50センチずつくらい進みます。
実際キツイところは100mもないと思いますが、足場も悪く人はそこに立っていられないくらいでした。ルートの半分くらいまでなんとか1台を引き上げることに成功。水も体力もまだ持ちそうでしたので、ここまでは3台頑張って引き上げようという事に。
写真はその後、頑張って3台上げたところ。でもちょっと体力の限界が見えてきました。

その後に待っているのは粘土質の登りです。ここを上がれば帰ることができるのですが、本当にきついです。
写真の僕はなんとかその場に立っていますが、粘土質でツルツルです。勾配もきつくバイクもまくれ上がります。
ロープは引き上げるためというよりもまくれるのを防ぐために前にひいている感じです。
もうだめかもな、と倒れたバイクの横に座り込み、心が折れそうなときにMさんの中学の部活のきつい練習の話を聞き、あ~。俺もそうだった。水も飲ませてもらえなくて吐きながら走らされた。先輩からの無茶苦茶な練習もやらされた。と思いだし(時代がそうだった)あれに比べれば、こんなのなんてことはない!いつだって止めることができるし、携帯だってつながる!俺たちはやれる!3台で帰る!と変な勇気が湧いてきました。なんだか変なテンションになったのを覚えています。

その後、3台で脱出することができ、ハイタッチをして喜び合いました。
キャメルバックの水も3人ともすべて飲み干していました。何もかもギリギリでした。
3時を過ぎていたので、100m位のルートを5時間かけて抜けてきたことになります。
登り切った喜びというよりも遭難しなくてよかったという安心感があったと思います。
自分への戒めの為に今ブログを書いていますが、こんなのは本当にダメです。
1人でもけが人がでたら本当に遭難していました。
僕が言うのもどうかと思いますが、山を自然を舐めてはいけません。
新品のロープは何十回とバイクを引き上げたためにもうボロボロです。
また買いなおして今後も携帯すると思います。

しばらく林道はいいかなとその時は思いましたが、今はもう走りたいと思っているところが本当にバカなんですけど。
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2016/09/15(木) 16:54:08
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2016/09/07(水) 11:02:36
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